投稿日: 2021.10.21 12:23
更新日: 2021.10.21 12:26
更新日: 2021.10.21 12:26
【角田裕毅を海外F1ライターが斬る:トルコ編】自分のために走るのは来年から。首脳を満足させた犠牲的行為
Eddie Eddington
2021年に7年ぶりに日本人F1ドライバーが登場した。アルファタウリ・ホンダからF1にデビューした角田裕毅だ。極めて高い評価を受け、大きな期待を担う角田を、海外の関係者はどう見ているのか。今は引退の身だが、モータースポーツ界で長年を過ごし、チームオーナーやコメンテーターを務めた経験もあるというエディ・エディントン(仮名)が、豊富な経験をもとに、忌憚のない意見をぶつける。今回は2021年F1第16戦トルコGPを見ての感想を語ってもらった。
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「そうそう、そうやってチーム内の居場所を見つけていけばいいんだ」。トルコGPで角田裕毅がルイス・ハミルトンを7周にわたって抑え込んだのを見て、私は思わずつぶやいた。ハミルトン相手に、ランス・ストロールはコーナーふたつ、ランド・ノリスは半周、ピエール・ガスリーはセクターひとつ未満しか持ちこたえられなかったことを考えれば、裕毅があの滑りやすい難しいコンディションでどれだけ頑張ったかが分かる。