投稿日: 2023.07.21 09:55
更新日: 2023.07.21 10:53
更新日: 2023.07.21 10:53
フェラーリの核心はレーシングにアリ。F1マシンオーナーを支えるカスタマー部門『コルセ・クリエンティ』
Takuro Yoshioka / GENROQ Web
今回の『フェラーリ・レーシング・デイズ2023』には、当日にも多くの台数が走行したカスタマーレーシングを司る『コルセ・クリエンティ』のふたりの担当者が来日していた。まずはフェラーリ・チャレンジのリーダーを務めるアンドレア・ムラドジチに話を聞いた。
「パンデミックの規制が国ごとに異なることもあり、今年からフェラーリ・チャレンジは日本単独開催としました。今回26台の参加をいただき、モータースポーツへの造詣も深い日本は大切なマーケットです」
「フェラーリチャレンジなどのカスタマーレーシング活動は、フェラーリとしても非常に力を入れているので、ぜひ興味を持って参加していただきたい」と展望を語った。
次に、『XXプログラム』と『F1クリエンティ』のリーダーを務めるフェデリカ・サントロにも話を伺う。
サントロは「『XXプログラム』も『F1クリエンティ』も、サーキットに来ていただければ、走る用意はすべてコルセ・クリエンティがいたします。ホテルもラウンジも夜のイベントも用意して皆さんのご参加をお待ちしております」と述べた。
実は、日本では『F1クリエンティ』の方が『XXプログラム』よりもカスタマー数が多いそうで、F1に対する思いが他よりも一層強い市場という印象を持っているそうだ。
コルセ・クリエンティでは、2023年は9つのイベントを開催する予定で、日本におけるイベントの後は、7月にポルトガル・エストリル、9月イギリス・シルバーストン、そしてイタリア・ムジェロで開催予定だという。やはりフェラーリにはサーキットが似合う。レーシングこそ核心なのだ。
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