更新日: 2020.12.03 00:54
MINI CHALLENGE JAPAN 2020 Round.1 富士スピードウェイ レースレポート
ドライバーコメント
JCWクラス、クーパーSクラス、どちらもMINIの楽しさが詰まっている
吉田淳一選手(22号車 EX-FORM RACING TEAM/JCW クラス)
まずマシンに惹かれましたね。JCWクラス用のチャレンジカーは本格的な競技車両で、ボディパネルや足まわりなど、さまざまな専用パーツによってパフォーマンスアップし、6速シーケンシャルトランスミッションやコスワースのロガー機能付きダッシュモニターなども採用しています。
また、私はアマチュアレーサーですが、TCRチャンピオンの松本選手をはじめプロフェッショナルがしのぎを削るカテゴリーに参戦するドライバーと一緒に走れることにもワクワクします。
つまりMINI CHALLENGE JAPANは、ジェントルドライバーであっても本気のレースに身を置くことができ、それを存分に楽しめるフォーマットが整ったレースなんです。こういった位置づけのシリーズは、あまりないと思います。
チャレンジカーの走りにも少しずつ慣れてきて、レースの醍醐味を垣間見られるようになってきましたが、実は今シーズンから設けられたクーパーSクラスも気になっています。より手軽にエントリーできるところがいいし、エントラントのみなさんを見ていると、とっても楽しそうなので。
そもそもMINIは、街中でもキビキビ走れて痛快なのですが、その延長上にある、さらなるMINIの魅力にどっぷりと浸ることができるのも、MINI CHALLENGE JAPANの面白さだと感じています。
山本 賢選手(99号車 トータルカーショップK /クーパーSクラス)
ユーロカップやOKAYAMAチャレンジカップレースのポルシェトロフィーなどでサーキットバトルを楽しんできましたが、MINI CHALLENGE JAPANにクーパーSクラスが新設されると聞いて、興味を持ち参戦を決めました。
Nゼロ規定に則ったMINIのワンメイクレースというのがいいですよね。積載車に載せてサーキットに来られる方もいらっしゃいますが、私は往きも帰りもこのクーパーSで移動しています。もちろん街乗りも、このクーパーSでしています。
実はこれまで、現行モデルのF56 MINIには乗ったことがなかったんです。ツインリンクもてぎの開幕戦には出場しなかったので、今回のラウンド1がデビュー戦です。さらにFF車でレースに出場するのは初めての経験なので、まだまだMINIを乗りこなすまでには至っていません。
そんな手探りの状態ですが、MINIは走らせるのが楽しい反面、丁寧にドライビングをしないとタイムが出ないという印象を持ちました。コーナーで突っ込み過ぎたりと、反省することばかりですが、サスペンションセッティングを煮詰めつつ、クルマもドライバーもステップアップして行けたらと思っています。
今日は決勝レース#1、#2どちらも接戦になりましたが、セッティングを変更したのが功を奏したようで、決勝レース#2は3位に入ることができました。これからのラウンドも楽しく走っていい結果が残せるようがんばりたいと思います。
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