NASCAR:TOYOTA GAZOO Racing 2018第3戦ラスベガス レースレポート
NASCAR XFINITY SERIES
第3戦 Boyd Gaming 300
開催日:3月3日
クリストファー・ベルが2位フィニッシュ
3月3日(土)にNASCARエクスフィニティ・シリーズの第3戦『Boyd Gaming 300』がラスベガス・モーター・スピードウェイで開催されました。
今大会、地元出身のカイル・ブッシュは3日間連続、3カテゴリー全てのレースに出場。前日行われたトラック・シリーズで勝利を挙げる順調なスタートを切り、地元での3カテゴリー制覇を目指しエクスフィニティ戦に臨みました。
3日(土)午後4時21分、1.5マイルオーバルを45周、45周、110周の3ステージ合計200周(300マイル:約480km)して競われる決勝レースのスタートが切られました。
昨年トラック・シリーズのチャンピオンに輝き、今季からエクスフィニティ・シリーズにフル参戦している23歳のクリストファー・ベルは、前戦アトランタに続き、2戦連続のポールポジションを獲得。
序盤から首位争いを繰り広げ、ステージ1の残り2周で首位を奪取。そのまま逃げ切りステージ1を制しました。また、予選5番手のカイル・ブッシュ、予選16番手のブランドン・ジョーンズも序盤から追い上げを見せ、ステージ1はそれぞれ3位、9位。
ステージ2では、スタート前のピットでホイールナット脱落のアクシデントに見舞われたブランドン・ジョーンズが20位に後退するも、素晴らしい追い上げを見せ7位フィニッシュ。ベルは9位、カイル・ブッシュが10位と3台揃ってトップ10に入りました。
ステージ3は再びベルがトヨタ勢最上位で首位を争う一方、トップ10圏内につけていたカイル・ブッシュは残り35周でグリーンフラッグ下でピットに向かった際、燃料給油作業以外はできないクルーが転がってきたタイヤに触れてしまったためにペナルティ。1周遅れの20位へと後退してしまいました。
その後、レースは残り10周でイエローコーションが出され、カイル・ブッシュは『ラッキー・ドッグ(イエローコーション発生時の周回遅れ最上位が首位と同一周回に復帰できる救済措置)』を獲得。
ベルは最後の7周、再スタート後も懸命に首位の車両を追いましたが惜しくも及ばず。それでも2戦連続でシリーズレギュラー勢の最上位となる2位フィニッシュ。ランキングも3位へと浮上しました。ブランドン・ジョーンズは2戦連続トップ10フィニッシュとなる7位でチェッカー。カイル・ブッシュは14位に終わりました。
次戦第4戦は3月10日(土)、フェニックス・インターナショナル・レースウェイで行われます。
ドライバー クリストファー・ベル
「同じチームでダートオーバルレースを戦ったカイル(ラーソン:シボレー)と1-2でバトルが出来たのは最高でした。この世界でレースを戦う上で、今のチームにいられるというのはこれ以上ない喜びです」
「このチームの一員としてレースを戦っているとき、まるでチーム全員の力が乗り移っているかのように感じます。その期待に応えるべく、ミス無く上位を争っていきたいと思います」