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投稿日: 2018.03.07 16:17

NASCAR:TOYOTA GAZOO Racing 2018第3戦ラスベガス レースレポート


海外レース他 | NASCAR:TOYOTA GAZOO Racing 2018第3戦ラスベガス レースレポート

NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第3戦 Stratosphere 200

開催日:3月2日

カイル・ブッシュが地元でシリーズ通算50勝目!

 NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第3戦『Stratosphere 200』が3月2日(金)にラスベガス・モーター・スピードウェイで開催されました。

 地元ラスベガス出身のカイル・ブッシュはこの週末の3カテゴリー全てに出場。まず初戦となるトラック・シリーズで、前戦アトランタに次ぐポールポジションを獲得しました。

 2日(金)コースを夜のとばりが覆った午後7時11分、1.5マイルオーバルを30周、30周、74周の3ステージ合計134周(201マイル:約320km)して競われる決勝レースがスタート。

 ポールポジションのカイル・ブッシュは好スタートで首位を守りましたが、15周目にスピン車両によりイエローコーションが出されると、再スタートで19歳のチームメイト、ノア・グラッグソンが先行。

 ステージ1はグラッグソン、やはりチームメイトで今季シリーズデビューの19歳、スペンサー・デイヴィスが2位、カイル・ブッシュが3位となり、トヨタ・タンドラがトップ3を独占しました。

 ステージ2では、カイル・ブッシュがタイヤ2本交換作戦で首位に立ちましたが、終盤ハンドリングに苦しみ、3位でフィニッシュ。前戦初勝利を挙げたブレット・モフィットが5位、グラッグソンが6位となりました。

 ステージ3は、カイル・ブッシュ、モフィットらによる3ワイドでの激しい首位争いが展開。しかし、モフィットは残り40周ほどの時点で、周回遅れをかわそうとして接触。カイル・ブッシュが首位に立ちました。

 モフィットはその後追い上げを開始。カイル・ブッシュは猛追を凌ぎきってトップチェッカー。自身トラック・シリーズでの記念すべき通算50勝目を地元ラスベガスで挙げました。

シリーズ通算50勝目を上げたカイル・ブッシュ

 また、カイル・ブッシュは既にカップ・シリーズとエクスフィニティ・シリーズのラスベガス戦で勝っていますが、トラック・シリーズでは初勝利。比較的新しいコースであるラスベガスにおいて、NASCARトップ3カテゴリー全てで勝利を挙げた初めてのドライバーとなりました。

 次戦第4戦は3月24日(土)に米国東部バージニア州マーティンズビルのマーティンズビル・スピードウェイで開催されます。

ドライバー カイル・ブッシュ

「大きな意味を持つ勝利です。自分のチームを持って以来、他の多くの地域やコースで勝ち、ここラスベガスでも何度も良いレースを戦ってきましたが、なかなか勝てませんでした」

「自分の地元で勝ち、トラック・シリーズでの勝利コースに加えられるというのは本当に素晴らしい気分です。これ以上素晴らしいトヨタ・タンドラはないと思います。信じられないほど最高の仕上がりでした」


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