NASCAR:TOYOTA GAZOO Racing 2018第2戦アトランタ レースレポート
モンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ第2戦アトランタ
2台のトヨタ・カムリがトップ5フィニッシュ
アトランタでの第2戦は長いグリーンフラッグ下での戦略戦となりましたが、惜しくも作戦及ばずデニー・ハムリンが4位、マーティン・トゥルーエクス・Jr.が5位。
エクスフィニティ・シリーズでは今季からフル参戦のルーキー、クリストファー・ベルがシリーズレギュラー勢最上位の3位フィニッシュ。
トラック・シリーズではファイナルラップの大逆転でブレット・モフィットが初勝利。ノア・グラッグソンが続き、若手によるワン・ツー・フィニッシュを果たしました。
Monster Energy NASCAR CUP SERIES
第2戦 Folds of Honor QuikTrip 500
開催日:2月25日
2台のトヨタ・カムリがトップ5フィニッシュ
2月25日(日)、アメリカ南東部ジョージア州ハンプトンのアトランタ・モーター・スピードウェイでモンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ第2戦『Folds of Honor QuikTrip 500』が開催されました。
アトランタは10年前の2008年、カイル・ブッシュがトヨタに最高峰カップ・シリーズでの初勝利をもたらした記念すべきコース。今大会も予選でカイル・ブッシュがポールポジションを獲得し、決勝へと期待が高まりました。
前日24日(土)に、翌25日は天候が悪化していくことが予想されたため、当初の予定よりも1時間ほどスタート時間が早められるアナウンスがされましたが、当日は予想よりも早くから降り始めた雨でコースはウエットに。
ようやく雨が止んだところでトヨタ・タンドラに装備された“エア・タイタン”システムで路面を乾燥し、2時間ほど遅れての午後3時32分、1.54マイルオーバルを85周、85周、155周の3ステージ合計325周(500.5マイル:約800km)して競われる決勝レースのスタートが切られました。
ポールポジションのカイル・ブッシュはスタートでライバルの先行を許したものの2位をキープ。これに4番手スタートのダニエル・スアレツが続きました。一方、予選前の車検で失格となり、最後列35番手からのスタートを余儀なくされたマーティン・トゥルーエクス・Jr.は序盤から猛烈な追い上げを見せ、15周目にはトップ10圏内へと浮上。
ステージ中盤のコンペティション・コーション*からの再スタートでポジションを落としたカイル・ブッシュをかわしたトゥルーエクス・Jr.がステージ1は4位、カイル・ブッシュが6位、デニー・ハムリンが9位となりました。
ステージ2でもトゥルーエクス・Jr.がトヨタ勢をリードしましたが、終盤のコーション時、ピット作業で手間取りポジションダウン。ステージ2はカイル・ブッシュが3位、デニー・ハムリンが5位、スアレツが10位、トゥルーエクス・Jr.は13位となりました。