更新日: 2019.03.28 17:34
TOYOTA GAZOO Racing 2019年NASCAR第6戦マーティンズビル レースレポート
モンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ第6戦マーティンズビル
3台のカイル・ブッシュがトップ10フィニッシュ
シリーズ最短“ペーパークリップ”の愛称を持つショートオーバル、マーティンズビルで行われたカップ・シリーズ戦で、ハンドリングに苦しみながらも健闘を見せたカイル・ブッシュが3位、デニー・ハムリンが5位、マーティン・トゥルーエクス・Jr.が8位でカイル・ブッシュは3台がトップ10フィニッシュ。トラック・シリーズではカイル・ブッシュが勝利を挙げて3連勝。トヨタ・タンドラは開幕4連勝を飾りました。
Monster Energy NASCAR CUP SERIES
第6戦 STP 500
開催日:3月24日
3台のカイル・ブッシュがトップ10フィニッシュ
3月24日(日)、アメリカ東部バージニア州マーティンズビルのマーティンズビル・スピードウェイでモンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ第6戦STP 500が開催されました。
NASCARはアメリカ西部の3連戦を終え、東部へと戻ってきました。第6戦の舞台マーティンズビルは、シリーズ史上最短となる1周0.526マイル(約850m)のショートオーバル。
バンク角が小さく比較的フラットなマーティンズビルはロードコースのヘアピンを2つのストレートで結んだような形状をしており、ペーパークリップの愛称で呼ばれています。平均速度は低いですが、スロットル全開からのフルブレーキングを繰り返す、車両にもドライバーにも厳しいコースです。
年間2戦行われ、秋の大会はプレーオフ(年間チャンピオン決定戦)の1戦でもある重要なコース。ここではショートオーバルを得意とするデニー・ハムリンが過去5勝、カイル・ブッシュが2勝を挙げています。
カイル・ブッシュは今大会が記念すべきカップ・シリーズ出場1000レース目。目下カップ・シリーズ戦で2連勝中、前日に同コースで行われたトラック戦でも新記録となるNASCAR通算201勝目を挙げたカイル・ブッシュの快進撃が続くかどうかにも注目が集まりました。
24日(日)午後2時10分、0.526マイルショートオーバルを130周、130周、240周の3ステージ合計500周(263マイル:約420km)して競われる決勝レースのスタートが切られました。
トヨタ勢最上位の5番手からスタートを切ったハムリンが序盤上位争いを展開。後方では、14番手スタートのカイル・ブッシュが徐々に順位を上げ、ステージ1はハムリンが4位、マーティン・トゥルーエクス・Jr.が8位、カイル・ブッシュが9位。