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投稿日: 2019.03.28 12:33
更新日: 2019.03.28 17:34

TOYOTA GAZOO Racing 2019年NASCAR第6戦マーティンズビル レースレポート


海外レース他 | TOYOTA GAZOO Racing 2019年NASCAR第6戦マーティンズビル レースレポート

 ステージ2は序盤のイエローコーション(何らかの障害による全車スロー走行指示)のあとは大きな動きのないまま淡々と周回が重ねられていきましたが、カイル・ブッシュはハンドリングに苦しみ後半ポジションダウン。ステージ2はハムリンが3位、トゥルーエクス・Jr.が5位。カイル・ブッシュは12位に終わりました。

 ここまでトヨタ勢を引っ張り、トップ5圏内での走行を続けてきたハムリンでしたが、ステージ3開始前のイエローコーションでピットへ向かった際、ピット作業のミスにより痛恨のペナルティ。20位へと順位を落としてしまいました。

 ステージ3は、ピットのたびに調整を続けてきたカイル・ブッシュが速さを取り戻し上位へ浮上。トゥルーエクス・Jr.もかわしトップ5圏内へ。一方、トップ10を伺う位置で走行していたエリック・ジョーンズは340周目に他車との接触でフェンダーを破損しピットイン。修復に時間がかかり、大きく後退。

 終盤、カイル・ブッシュは激しい2位争いを展開。3位以下を大きく引き離し、トップ3台が1秒以内に入るバトルを繰り広げ、3位でチェッカー。自身1000戦目での勝利、シリーズ3連勝はなりませんでしたが、今季開幕からの6戦、全レーストップ6位内でのフィニッシュを唯一続けています。

 ペナルティで順位を落としながらも速さを見せ追い上げたハムリンが5位。トゥルーエクス・Jr.が8位でチェッカーを受け、カイル・ブッシュは3台がトップ10フィニッシュを果たしました。

 次戦第7戦は3月31日(日)、アメリカ南部テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイで行われます。

ドライバー カイル・ブッシュ

「今日の調子から考えると予想よりも良い結果だと思います。レース中盤、我々は12位あたりを走行していましたが、最終的にここまで追い上げることができました」

「後半、素晴らしい調整を施してくれたクルーチーフやピットクルーに感謝します。彼らのハードワークで、我々のカイル・ブッシュは最後は上位を争えるまでに調子を上げることができました」


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