更新日: 2018.02.17 10:43
ホンダ、東京モーターショーに新型NSXやFCVを出展
ホンダ、東京モーターショーに新型FCVやNSXを出展
2015.09.30
「第44回東京モーターショー2015」Hondaブース出展概要について
~「The Power of Dreams」をコンセプトに独創的なモビリティを出展~
Hondaは、東京ビッグサイトで開催される「第44回東京モーターショー2015」(プレスデー:10月28日~29日、一般公開日:10月30日~11月8日)に、コンセプトモデルを含む四輪車・二輪車などを出展します。
今回の出展では、グローバルブランドスローガンである「The Power of Dreams」をブースコンセプトに、人々の生活に役立つ革新的なモビリティから、レーシングマシンを頂点に走りを追求したモビリティまでを提案し、新たな燃料電池自動車、新型「FCV(仮称)」や、新世代スーパースポーツモデル新型「NSX」など、独自の発想と革新の技術によるHondaらしさにあふれたモビリティを展示します。
四輪車では、日本初公開となる新型「CIVIC TYPE R(シビック タイプアール)」や、“SPORT HYBRID i-MMD(スポーツ ハイブリッド i-MMD)”を搭載して優れた環境性能と新次元の走りの両立を目指した「ODYSSEY HYBRID(オデッセイ ハイブリッド)」の市販予定モデルを展示します。さらに、縦にも横にも開く独創的な“わくわくゲート”を採用した「STEP WGN(ステップ ワゴン)」や、心昂ぶる本格的なスポーツカーを目指した「S660(エスロクロクマル)」をはじめ、多数の市販車を展示します。
また、今月ドイツ「フランクフルトモーターショー」で公開した、二輪車と四輪車の価値の融合を目指したコンセプトカー「Honda Project 2&4 powered by RC213V(ホンダ プロジェクト 2&4 パワード バイ RC213V)」をはじめ、“WANDER=自由に動き回る”をコンセプトに、自由な移動の喜びを追求した「Honda WANDER STAND CONCEPT(ホンダ ワンダー スタンド コンセプト)」や、歩行者とともに自在な往来を可能にする「Honda WANDER WALKER CONCEPT(ホンダ ワンダー ウォーカー コンセプト)」を、コンセプトモデルとして展示します。
二輪車では、ロングノーズで低く構えたクラウチングスタイルにより、スピード感のあるたたずまいの次世代スーパースポーツ「Light Weight Super Sports Concept(ライト ウェイト スーパー スポーツ コンセプト)」を、存在感をキーワードに提案。さらに、大型二輪車のようなコーナリングフィールと、低速時の安定感を高次元で両立したスポーツハイブリッド三輪コンセプト「NEOWING(ネオウィング)」などのコンセプトモデルとともに、MotoGPクラスの競技専用マシンを、扱いやすさはそのままに一部仕様変更し、一般公道での走行を可能とした「RC213V-S」や、オンロードとオフロードの双方で高い走行性能を発揮し、2015年中の発売を予定している「CRF1000L Africa Twin(CRF1000L アフリカ ツイン)」など各種モデルを展示します。
出展各社の中で、単一ブランドとしては最大面積となるブースに、Hondaならではの多彩なラインアップを取りそろえます。
Hondaは、「The Power of Dreams」を原動力に、革新的なモビリティを創造し続け、「自由な移動の喜び」と「豊かで持続可能な社会」の実現に向けて、世界中のお客様に常に夢のある商品を提供していきます。
<主な出展モデル>
【四輪車】
・新型FCV(仮称)
Honda独創の技術により、市販車として世界で初めて※1セダンのボンネット内に燃料電池パワートレインを集約することで、大人5人が快適に座れる、ゆとりあるフルキャビンパッケージを実現。さらに700km以上※2の航続距離や、高出力モーターが生み出す爽快な走りを可能にしました。また、外部給電器との組み合わせにより、非常時には“移動する発電所”として電力を供給することもできます。
・新型NSX
軽量なボディに新世代の直噴V型6気筒ツインターボエンジンをミッドシップレイアウトで配置し、走りと燃費性能を両立した高効率・高出力のハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWDR(Super Handling-All Wheel Drive)」を搭載したスーパースポーツモデルです。エクステリアデザインはロー&ワイドで力強くなめらかなスタイリングを実現し、インテリアデザインはヒューマン・サポート・コックピットをコンセプトに、広い視認性やドライビングポジションを確保しています。
・新型シビック TYPE R
“走る・曲がる・止まる”という、クルマの基本性能を極限まで磨き上げ、サーキットから一般公道まで異次元のドライビングを堪能できる走行性能を目指しました。エクステリアデザインはエアロダイナミクス性能を高め、パワートレインには、新開発の「2.0L VTEC TURBOエンジン」を初搭載。Honda独創のVTECに直噴技術、ターボチャージャーを組み合わせ、最高出力310馬力※3、最大トルク400N・m※3という歴代TYPE Rモデル最高の性能を達成し、6速マニュアルトランスミッションとのコンビネーションにより、開発過程においてドイツ・ニュルブルクリンク北コースでFF量産車最速タイム※4を記録するなど、高い走行性能を発揮します。
【二輪車】
・Light Weight Super Sports Concept
存在感をキーワードに、ロングノーズで低く構えたクラウチングスタイルにより、スピード感のあるたたずまいを備えた次世代のスーパースポーツコンセプト。硬く、かたまり感のある面構成とシャープなエッジの組み合わせでアグレッシブさを強調するとともに、マットブラックをベースにしたローコントラストのグラフィックで構成されたエクステリアは、フォルムの美しさと迫力を表現しています。
・NEOWING
大型二輪車と同様のコーナリングフィールを楽しめるスポーティーな走りと、低速走行時の安定感を両立した、これまでにないスポーツハイブリッド三輪車です。トルクフルで力強い加速を生む水平対向4気筒エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。前輪に独自のリンク機構を採用し、二輪車の持つメカニカルな魅力を強調した先進感あふれるスタイリングを備えた、新価値を提案するコンセプトモデルです。
・EV-Cub Concept
初代スーパーカブから続く「扱いやすく経済的な二輪車」という考えを継承した近距離移動用パーソナルコミューターです。重量部品であるバッテリーを車体中央の低位置に配置し、優れた乗降性を確保するとともに、マスの集中化と低重心化を図り、取り回しやすさを追求。家庭用コンセントで充電可能なことに加えて、バッテリー自体が着脱可能で、より幅広いシチュエーションでの使い勝手に配慮しています。
※12015年9月現在。セダンタイプの燃料電池自動車として。Honda調べ
※2JC08モード走行時、Honda測定値
※3Honda測定値
※4Honda調べ