更新日: 2019.10.03 17:41
初のシリーズチャンピオン狙うトヨタのタナク「自分たちの仕事をやり遂げなくては」/2019WRC第12戦ラリーGB事前コメント
■Mスポーツ・フォード
●エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)
「ラリーがすごく楽しみだ。特にホームのウェールズだからね。毎年、ラリーGBは僕にとってシーズンのハイライトだ。ウェールズの国旗を目の当たりにすると最高の気分になるよ」
「ウェールズにはWRC屈指のSSがいくつかあるから、僕たちクルーにとっては本当にチャレンジングなんだ。特に週末の天気が僕の予想どおりならね。そういったトリッキーなコンディションではグリップレベルが絶えず変化してくる。だからトップリザルトを目指すなら、道のコンディションを見極めなければならない」
「数カ月、WRCを離れていたけれど、これまで同様にモチベーションは高いよ。満足のいく事前テストも行ったから、準備万端だ。目標はいつもどおりトップリザルトを目指してプッシュすることだよ」
●テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)
「ラリーGBはすごく好きなラリーで、過去にも好成績を挙げてきた。昨年はあまり多くのSSを経験できなかったけど、パフォーマンスには満足できた。リタイアするまでは、いくつかいいタイムを記録して、表彰台圏内のポジションで走っていたからね」
「だから、今年の目標はそのパフォーマンスを維持すること、そしてトップ争いに絡むことができるか試してみたい」
「(イギリスの)グレイストークで事前テストを行ってきた。ウェールズより地盤が少し固いにもかかわらず、いいセットアップを見つけられたから、今回のチャレンジングなSSで満足のいくパフォーマンスを発揮できるはずだ」
「いちばんの課題は睡眠不足かもしれないね。(夜間に走行するステージもあるため)おそらく睡眠時間は4~5時間しか取れないだろうから。ファーストステージまでのリエゾン(移動区間)もかなり長いんだ」
●ポンタス・ティデマンド(フォード・フィエスタWRC)
「ラリーGBは大好きなんだ。僕のドライビングスタイルにマッチしているし、速さも発揮できるからね。過去に好成績を残してきたことも僕に自信を与えてくれる。それでも世界最高峰のラリードライバーと渡り合うことになるから、成長もしていく必要があるけどね」
「(第11戦)ラリー・トルコの終盤、僕が進めてきたセットアップは正しいと自信を深めたし、自分が望むようなドライビングができていた。この前にはチームと有意義な事前テストも行えたから、今ではマシンを手足のように扱えるよ」
「ラリーGBは、僕にとってフォード・フィエスタWRCで出場する2回目のグラベル(未舗装路)イベントだから、もう少し改善点があるかもしれない」