更新日: 2017.05.06 13:44
WEC:7号車トヨタの可夢偉、アタックラップで間一髪。ポールポジションに0.6秒届かず
トヨタ勢最上位の2番手を獲得したのはコンウェイと可夢偉がアタッカーを担った7号車トヨタ。コンウェイは1分53秒911で可夢偉に交代する。
その可夢偉もセクター1で自己ベストをマークする好走をみせ、ポールポジション獲得かと思われたが、最終コーナーを立ち上がった際、前を走っていた4号車バイコレスがスピンしてしまう。
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可夢偉は急ブレーキでクラッシュは避けたもののタイム更新はならず。再度アタックに臨んだものの1分55秒476がベストタイムとなり、コンウェイとの平均タイムは1分54秒693。ポールポジションにわずか0.6秒届かず2番手となった。
「僕のアタックラップ1回目はポールポジションを充分に狙えるもので、最後まで走れていればマイクとほぼ同じタイムだったでしょう」と可夢偉。

「最終コーナー出口で不運にも目の前で他の車両がスピンし、それを避けるためにかなりのタイムロスをしてしまいました。とても残念ですが、最前列2番手グリッドは悪くないですし、マシンの感触はとても良いです」
「今日は運に恵まれませんでしたが、我々の目標は明日の決勝レースで勝つことです」
一貴とブエミがアタックした8号車トヨタは、午前中の公式練習3回目でマシンのフィーリングに違和感を感じたため、予選に向けてマシンセッティングを変更。しかし、状況は改善せず平均タイムは1分54秒907。4番手で予選を終えている。

一貴は「直前のセッティング変更は、期待通りの速さを得ることができなかった」とコメント。ブエミも「できる限りのことはしたけど、正直に言って満足できる予選ではなかった」と予選を振り返っている。
6時間で争われる第2戦の決勝レースは6日の現地14時30分(日本時間21時30分)にスタートする。