投稿日: 2024.08.24 16:53

山下健太が7年ぶりポール獲得で復活の狼煙。僅差で太田、大湯が続く【スーパーフォーミュラ第5戦もてぎ予選】


スーパーフォーミュラ | 山下健太が7年ぶりポール獲得で復活の狼煙。僅差で太田、大湯が続く【スーパーフォーミュラ第5戦もてぎ予選】

 15時20分から行われた予選Q2は、12台のうち太田のみがチェックラップに向かい、残る11台はニュータイヤを装着してアタックのタイミングを待つ展開に。

 残り時間が5分を示したところで太田と福住を除く10台が続々とコースイン。太田はチェックラップからピットに戻ると素早くタイヤを履き替えコースへ。その太田の動きもピットで見ながら、福住は残り時間が3分になろうかというところで最後にピットを後にした。前戦富士でポールを奪った男がアウトラップから戻ってきたのは残り1分20秒。アウトラップからいきなりアタックとなる。

 その福住は1分32秒379をマークし、ライバル勢のアタックを待つ。続いてコントロールラインに戻ってきた野尻が1分32秒151で福住を逆転。続く山本は1分32秒238で、野尻に100分の8秒届かず2番手。セクター1で最速タイムを刻んだ佐藤が戻ってくるも、1分32秒307でチームメイトにもわずかに届かず3番手。それを坪井が1分32秒278で上回り3番手を奪った。

 このタイミングで戻ってきた大湯が1分32秒091で野尻を上回りトップに浮上。続く阪口、国本は1分32秒台半ばのタイムで上位には食い込めず。Q1のB組でトップを奪った牧野は1分32秒173で大湯、野尻に続き3番手に滑り込む。

 そして戻ってきたのが山下。セクター1は区間ベストの佐藤に匹敵するタイムで通過し、セクター2では大湯よりも早いタイムをマークすると、1分31秒995で堂々のトップに躍り出た。チームメイトの小高が続いて戻ってくるが、1分32秒248で6番手。最後に太田が戻ってくると、1分32秒074で2番手に入り、予選終了。唯一1分31秒台に入れた山下がポールポジション獲得となった。

 山下のSFでのポールポジションは2度目。デビューイヤーの2017年に、このもてぎで初ポールポジションを獲得して以来、実に7年ぶりの記録となった。2番グリッドを得た太田は開幕戦以来2度目のフロントロウを獲得。大湯は前戦富士大会に続き2度目の予選3番手となった。以下、野尻、牧野、山本という顔ぶれがトップ6に並んでいる。

 37周で争われる第5戦もてぎの決勝レースは、25日(日)の14時40分にスタートが切られる予定だ。


関連のニュース