投稿日: 2017.05.29 10:29
更新日: 2017.07.10 11:23

P.MU/CERUMO・INGING 2017スーパーフォーミュラ第2戦岡山 レース2レポート


スーパーフォーミュラ | P.MU/CERUMO・INGING 2017スーパーフォーミュラ第2戦岡山 レース2レポート

 10分間で争われたQ2では石浦は先頭でコースイン。他のマシンとの間隔をコントロールしながらアタックに入ると、最終ラップで本日唯一の1分13秒台となる1分13秒918をマークし、得意とする岡山で今シーズン初のポールポジションを獲得した。

 決勝レースは午後2時25分にスタート。ポールシッターの石浦はわずかにホイールスピンが多く後続の集団に飲み込まれそうになったが、1コーナーまでの巧みな位置取りなどでトップに踏みとどまった。

 一方の国本は抜群のスタートで8番手あたりまでポジションアップしたが、集団の中でペースが乱れるのを避けてオープニングラップを終えるところで義務付けられているピット作業を消化。

 他にも7台ほどが一気にピットになだれ込んだこともあり、ピットアウト後は13番手に戻って改めて追い上げを始めることになったものの、チームの迅速なピット作業が功を奏し上位陣がピット作業へと入るたびにポジションアップ。

国本雄資 2017スーパーフォーミュラ第2戦岡山レース2
国本雄資 2017スーパーフォーミュラ第2戦岡山レース2

 38周目には9番手となり、ポイント獲得まであとわずかに迫ったところで、他車のアクシデントによりセーフティカーが入ることに。

 42周を終えてリスタートが切られる場面がオーバーテイクのチャンスだったが、ここでの追い抜きは叶わずそのままチェッカーを受けた。惜しくもポイント獲得はならなかったが、9位に順位を上げてレースを終えた。

 オープニングラップの混乱のなかでトップをキープした石浦は、他のマシンにペースを乱されることなく快走を続けた。序盤にタイヤ交換を済ませたマシンとの間隔を測りながら、34周目にピットイン。1台にかわされたが2番手でコースに復帰した。

 復帰直後、タイヤが温まるまでは3番手のマシンに背後に迫られたが、これを見事にブロックしてポジションを死守。タイヤが温まってからは3番手を引き離し、ファステストラップを塗り替える勢いでトップを走るマシンに追いついていった。

 セーフティーカーが入った後のリスタートから更にペースを上げて、その差が1秒を切るところまでタイヤの消耗が進んでいる相手のマシンを攻め立てる。

 残り3周のところではコーナーで並びかけるほどの接近戦となったが、決定的なチャンスを作れずフィニッシュ。ポジションは下げることとなったが、白熱したレース展開をみせ堅実に2位表彰台を獲得した。

レース後コメント


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