更新日: 2017.07.10 11:23
P.MU/CERUMO・INGING 2017スーパーフォーミュラ第2戦岡山 レース2レポート
ドライバー/#1 国本雄資
「予選は赤旗の影響もありましたが、全体的にグリップ感が少なくパフォーマンスも少し低かったかなと思います。スタートでは3つか4つぐらいポジションを上げられましたが、集団の中ではなくスペースのあるところで走りたかったので1周目にピットインしました」
「いろいろとクルマのセットアップを試してみましたが、3日間を通してあまりグリップ感がなかったですね。1台抜けばポイントが獲れることが分かっていたので最後まで諦めずにプッシュしましたが、最後まで順位を入れ替えることはできませんでした」
「セッティングや走り方などいろいろ模索した3日間でしたが、なかなかいいフィーリングを得られませんでした。富士ではいい結果を残せるよう、インターバルの間にチームと話し合って次戦に臨みたいと思います」
ドライバー/#2 石浦宏明
「今日は悔しいですが、(優勝した)関口選手に完敗です。スタートでトップに立てたら自分のペースでプッシュしていくという作戦でしたが、先にピットに入った関口選手のほうがラップペースが良いことは無線で聞いていて、100%のプッシュはしていましたが少しずつ負けている状況というのも分かっていました」
「それでも、やれるだけやるしかないとプッシュを続けました。終盤のセーフティカー明けでも、1周目にタイヤを換えたとは思えない相手のペースでした。今日は完敗でしたが、次戦では違う展開に持っていけるようチーム全体で挽回するために頑張りたいと思います」
監督/立川祐路
「石浦は、まずは予選がうまくいきましたね。昨日からクルマもアジャストして、それが機能した形でQ1・Q2ともにいいタイムを出してくれました。昨日の段階ではポールポジションが獲れるとは思っていませんでしたが、レースに向けてはすごくいい位置からスタートできることになりました」
「レースでは、関口選手に比べて少しペースが足りなかった。勝てなかったのは残念ですが、戦略を含めて全員がやれることはやったと思います」
「国本に関しては今週末を通して苦しい戦いになってしまいました。今日もできる限りの挽回はしましたが、ポイント獲得まであとわずかで届かなかったのは残念です」
「2人とも本来のポテンシャルはこんなものではないので、次戦は2台揃って優勝争いできる状態にできればと思います。気持ちを切り替えて富士に臨みます」
総監督/浜島裕英
「残念な結果になりましたが、今回は関口選手のクルマが速かったですね。最後のタレもあまりなかったように思います。我々が違う戦略をとったとしてもつらい戦いになったかもしれないですね」
「石浦選手も頑張って、ピットアウト直後のロッテラー選手の攻撃をかわしたことと、終盤に逆転を狙っていったチャレンジは良かったので、これを次につなげたいですね。表彰台には上がりましたが、みんな満足はしていません。もう一歩前に進めるよう、頑張っていきたいと思います」