更新日: 2016.05.05 18:44
大嶋「終盤もペースは良く、しっかり戦えた」
決勝(5月4日)
天気:晴れ コース状況:ドライ
気温:21度 路温:40度(決勝開始前)
決勝フォーメーション開始:14時00分
決勝レース周回数:110周
#6 WAKO’S 4CR RC F
大嶋和也選手&アンドレア・カルダレッリ選手
決勝結果:5位(所要時間:2時間59分18秒588/ベストラップ:1分31秒267=大嶋選手)
思わぬかたちでクラス最後尾15番グリッドからの出走になってしまったとはいえ、今回は決勝に500kmもの距離が残されている。きっちりしたレース運びをすれば、10位以内にポジションを上げ、貴重なポイントを獲得することは充分に可能なはずだ。
予選日の夜に降った雨は決勝日の朝にはあがり、8時30分からのフリー走行はほぼ完全なドライ状況に。風はこの日も強めである。カルダレッリが1分30秒891のタイムをマークし、#6 WAKO’S 4CR RC Fはこのセッション2番手タイムと復調気配を示した。
今回の決勝レースには「ドライバー交代を伴うピットストップ2回以上」が義務付けられるため、どちらかのドライバーが最初と最後のスティントを受け持つことになる。#6 WAKO’S 4CR RC Fは、大嶋〜カルダレッリ〜大嶋の順で決勝へと臨む。
最初のスティント、大嶋は着実に前車をパスしていった。予選日より高めだった温度条件もタイヤ的に味方し、ペースは快調である。カルダレッリに代わって戦況が落ち着いた段階で、順位は早くもトップ10圏内。カルダレッリもまた、ポジションアップを重ねていく。
その後、レースはセーフティカー導入となるアクシデントが起きるなどして急速に荒れ模様となっていき、#6 WAKO’S 4CR RC Fもピットで混乱の余波を受ける場面があった。レース終盤の大嶋再搭乗スティントでの順位は6位で固まる。残り数周で上位車両がストップしたため、最終的には5位入賞。都合10ポジションアップを果たし、3時間の熱闘を終えた。