更新日: 2018.08.16 16:08
R&D SPORT 2017スーパーGT第4戦SUGO レースレポート
2017.07.23-スーパーGT第4戦 スポーツランドSUGO・決勝
セーフティカーに翻弄され不完全燃焼の9位
スーパーGT第4戦「SUGO GT 300km RACE」の決勝レースが7月23日(日)に行なわれ、4番グリッドからスタートしたSUBARU BRZ GT300(井口卓人/山内英輝)は9位でレースを終えることとなりました。
2連続セーフティカーで後退を余儀なくされる
前日と打って変わって厚い雲に覆われた第4戦の決勝日。午前中に降った雨はスーパーGTのスタート前にはいったん上がり、路面も乾きかけというコンディションに。
チームは難しいタイヤ選択を迫られる状況となりましたが、スタート直前に再び降り始めた雨によりレインタイヤをセレクトしてレースに臨みました。スターティングドライバーは山内が務めます。
山内はスタート直後にライバルの先行を許してしまいますが、コーナリングスピードの高さを活かして前走車を攻略。30周を過ぎる頃には3番手までポジションアップを果たします。
レース中盤、このレース2度目のセーフティカー(SC)が導入されます。このSCがピットに戻った段階で、他チームの多くはピットイン。もともと山内が長めに走行する作戦を立てていたチームは、この段階でのピットを見送ります。
山内は自己ベストラップを更新してタイムを稼ぎにかかりますが、ここで再びSCが導入され、ピットは閉鎖。このため、ピット作業を先延ばししてタイムを稼ごうとしていたSUBARU BRZ GT300と、ピット作業を終えて大きく遅れていたライバルたちとの差が一気に詰まってしまうことに。
SC後にピット作業を終えたSUBARU BRZ GT300は3番手から10番手まで順位を落としてしまうこととなりました。
スリックタイヤを装着した井口はタイヤの温まりに苦労し一時11番手に順位を落とすものの、その後はベストラップを連発。
しかし、なかなかオーバーテイクをするには至らず、ひとつポジションを上げた10番手でレースをフィニッシュ。その後ひとつ順位が繰り上がり、9位でレースを終えることとなりました。