LEXUS TEAM SARD スーパーGT鈴鹿公式テストレポート
鈴鹿GTA公式テスト (7/8-9)
鈴鹿サーキット(1周5.807km)
入場者数:8日(金)4,500名、9日(土)6,500名 合計11,000名
7月8日(金)~9日(土)GTA公式テストが鈴鹿サーキットにて行われ、ヘイキ・コバライネンと平手晃平が駆るDENSO KOBELCO SARD RC Fが参加。雨も心配された初日はドライタイヤ評価を中心に各種テスト項目をこなし1分49秒536の12番手とトップ差1秒にとどまった。ウェットコンディションとなった2日目は1分56秒506の4番手タイムをマークするなど、重い重量ながらも第6戦鈴鹿1000kmへ向けて各種データ取りのプログラムを着実にこなしたDENSO KOBELCO SARD RC F。まずは来週末、7月23日(土)~24日(日)SUPER GT第4戦SUGOでの勝利を目指す。
■7月8日(金):曇り
暑いながらも曇り空となった鈴鹿GTA公式テスト初日は、気温27度/路面温度30度の中、9時30分からセッション1が始まった。午前中は翌日の悪天候が見込まれたため40分間拡大され2時間40分の走行に。ヘイキが基準のドライタイヤでクルマの確認を行い、雨が降り出す予報だったために早々にセットアップを進め、12周目からは新品タイヤの評価プログラムに移った。各々のタイヤで1分49秒台をマークしていく好調さで、重さを感じさせない走りとなった。赤旗中断後に追加のセットアップメニューでデータ取りを行った後に、56周目にはセッション1のベストとなる1分49秒678の7番手タイムをマークした。アタック中にクリアが取れなかったり赤旗中断となるも、まずまずのテスト出だしでセッション1はトータル65周を走行。56周目にマークしたタイムで7番手となった。
午後のセッション2は気温28度/路面温度33度に。心配された降雨もパラパラ止まりでドライコンディションでテストが進んでいった。まずはヘイキが午前中に履いたタイヤでクルマのセット変更の確認などを行い、13周目から平手がヘイキの装着したタイヤのリピート評価。22周目から別のタイヤ評価プログラムを行った。31周目からは再びヘイキがステアリングを握ってタイヤを評価。そのままヘイキがステアリングを握って10分間の単独走行では1分49秒536の12番手となった。セッション2はトータル44周の走行となり、初日109周を走破したDENSO KOBELCO SARD RC Fは1分49秒536の12番手タイムにとどまったが、各種テストメニューをこなしたテスト初日となった。