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投稿日: 2019.05.31 12:59
更新日: 2019.05.31 13:37

30号車TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 2019スーパーGT 第3戦鈴鹿 レースレポート


スーパーGT | 30号車TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 2019スーパーGT 第3戦鈴鹿 レースレポート

 今回はトラブルやハプニングに見舞われることなく、しっかりと完走を果たせたのが何よりの収穫。たくさんのデータも獲得でき、チームとしてもより方向性が見定められた。シリーズ第4戦は6月29~30日に海を渡って、タイのチャン・インターナショナル・サーキットで開催される。一気に進化を遂げた#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GTの活躍に、ご期待いただきたい。

永井宏明

「確実にパフォーマンスは高くなりましたが、後半はリヤグリップの低下が激しく非常にコントロールが難しい状況になってました。速さを求め過ぎて決勝には不向きなセットだったのかと思う」

「特にブレーキが厳しくつねにスピンしそうな状況でした。JAF-GT車両は、走るたびに課題がみえ、走るたびに新たな発見があり、開発している実感と楽しさはありますが、早い時期にマシンを仕立て上げ、応援いただいてますみなさまが喜んでいただけるように全力を尽くしたいと思います」

織戸学

「今回は30号車の地元、鈴鹿サーキット。最高結果を求めてチーム一同気合を入れて挑みましたが、予選17位、決勝21位。結果だけを見ると、まだまだですが確実にポテンシャルは高くなっております。そんな発展途上の#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GTを応援いただきありがとうございます。みなさまの応援がすべてのパワーに繋がりますし、これからもどんどん速くなっていくので次戦も、よろしくお願いいたします」

金曽裕人監督

「レース展開としては非常にペースも良くて、着実に上がってきたんですが、最終的にタイヤに対しての攻撃性が、クルマの方で強すぎた部分もあって、永井選手の時も、織戸選手の時も最後の方でバランスが苦しくなっていたようです。それと、分かっていたことですが、給油時間が長かった。とはいえ、やっとレースらしいレースができたので、やらなきゃいけない部分もみえたので、次のタイまでにはしっかり改善していきます」

「もっと気持ちよく走らせてあげたい、レーシングカーらしく動くようになってきたので、細かなセットに時間をとりたいですね。ここからは精度の問題です。クルマの骨格は整ってきたので、あとはどういう服を着せたらいいのか、何が似合うかをやらなくてはならないですね」

織戸学(左)、永井宏明(右)
織戸学(左)、永井宏明(右)


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