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投稿日: 2016.10.15 23:24
更新日: 2016.10.17 13:14

LEXUS TEAM DENSO SARD スーパーGT第7戦タイ レースレポート


スーパーGT | LEXUS TEAM DENSO SARD スーパーGT第7戦タイ レースレポート

 ピットはオートポリスと同じコース外側に位置し、左側からの給油となる。最終戦を前にシリーズタイトルへの挑戦権生き残りを懸けた正に正念場のタイラウンド。ハンディ重量が重く今回も厳しい戦いが予想されるが、チーム一同、粉骨砕身に勝利を狙っていった。

 8日(土)午前中の公式練習走行は、気温28度/路面温度31度のドライコンディション。10時から混走セッションが開始され、まずはヘイキがウェットタイヤ2セットを皮むき。雨天への準備を行い、その後ミディアム系とソフト系のタイヤのフィーリングをチェックした。

 まずミディアム系での最初のアウティングでは1分26秒639とその時点で4番手タイムを刻み、いったん赤旗中断を挟みながら13周を走行。次にソフト系タイヤを装着して1分26秒278でその時点7番手タイムをマーク。

 続いて26周目から平手がそのままソフト系のタイヤを確認。コンスタントに良いタイムを連続走行で刻みタイヤの状態を確認。その結果、ソフト系タイヤで良いデータを得られロングランで確認することとした。混走セッションの最後は平手が5周にわたってアタックシミュレーション。混走セッションではヘイキのマークしたベストで12番手に。

 10分間のGT500単独セッションでは、ヘイキがQFでは使用しない方のタイヤでアタックシミュレーション。3周目に1分25秒681の14番手タイムとなった。公式練習走行ではトータル44周を走行して公式予選への準備を整えた。

■Q1:ヘイキが悔しい10番手

 8日(土)天候は午前の曇りがちな空から晴れ間が広がり気温28度/路面温度34度に。15時20分からQ1が開始され、残り約7分でヘイキがコースイン。練習走行のタイムから苦戦が予想されたがインターバルも含めてセッティングを向上させ、良いバランスの状態にクルマが仕上がったことからQ1突破が期待された。

 ソフト系タイヤをチョイスしていたヘイキは丁寧にタイヤを温め、4周目のアタックラップに気合い十分に臨んだヘイキは、セクター自己ベストを更新していくが他車に前を阻まれてしまい自分のペースでアタックできない苦境に。

 重さが効いてコーナー立ち上がり~ストレートスピードは伸びずも、コーナーリングスピードは非常に速かった利点が活かせない。最終的に25秒台にのせてきたヘイキであったが、トップから0.7秒落ちの1分25秒117のタイムで10位という結果に。行く手を阻まれコンマ数秒を失ってコーナーリングの速さを活かせず悔しい結果となった。


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