更新日: 2024.10.21 16:07
ARTA 2024スーパーGT第7戦オートポリス レースレポート
第7戦オートポリス
土曜日は荒天ですべて中止
約1カ月のインターバルを終え、スーパーGTは九州オートポリスへやってきた。 ここでのレースは秋晴れで開催されることが多いが、土曜日は朝から強い雨が降り、午前中のセッションはキャンセルとなった。午後も天候が好転する事もなく、中止が発表され、日曜日の朝に30分間の予選が開催されることになった。
■＃8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT
【予選】クルマを合わせ切れず午後は11番手からスタート
今朝も雨は止んだものの霧が出ていて、予選が行えるかどうか心配されたが、時間どおり予選が始まった。
ドライバーは松下信治選手。路面はところどころ濡れており、ウエットタイヤでコースイン。クルマのバランスを確認しながら走行を続けた。徐々に路面が乾き始め、セッション終盤はドライタイヤに履き替えてタイムアタックを行ったが、コンディションにうまく合わせきれず、11番手で予選を終えた。
今日の午後に決勝が行われるが、チャンスを逃さず、上位を狙いたい。
●鈴木亜久里監督のコメント
「予想外のポジションになってしまった。ここでつまずく訳にはいかないので、午後の決勝では少しでも多くポイントを獲れるように準備します」
●土屋圭市エグゼクティブアドバイザーのコメント
「セットが決まっていなかったね。下位に沈んでしまったので、残念ではありますが、決勝はまた違うので、前に出られるように頑張ります」
●田中洋克チームディレクターのコメント
「今日はこのようなコンディションだったので、タイヤのチョイスが難しいなか、ノブは頑張ってくれたのですが、クルマのバランスが良くなくて順位が下位になってしまいました。決勝は挽回できるように頑張ります」
●野尻智紀選手のコメント
「順位は良くなくて残念ではありますが、チームの仕事としてはミスなくできたと思っています。レースは長いので、ミスなくまとめられれば上位も狙えると思っていますので、頑張ります」
●松下信治選手のコメント
「5番手以内に行きたかったのですけど、予選の戦い方にも足りない部分がありました。但し、距離が長いレースでチャンスもあると思うので、気持ちを切り替えて頑張ります」
■＃16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT
【予選】セットは決まってるので6位から上位を目指す
予選だが、ノックアウト方式ではなく、30分間の予選で行われた。
序盤はウエットコンディションでレインタイヤを装着して出て行った。ドライバーは大津弘樹選手。徐々に路面は乾き始め、ドライタイヤに履き替えてセットの確認を行った。2セット目のドライタイヤでタイムアタックを行った。
セクタータイムは良かったがスロー走行をしていたチームメイトの8号車に追いついてしまい、タイムを出し切れなかった。
しかし、6番手のタイムを叩き出し、充分優勝を狙えるポジションを手に入れた。午後の決勝は優勝目指して行きたい。
●鈴木亜久里監督のコメント
「2台のクルマを出すタイミングを誤ってしまった。ミスコミュニケーションだったので、レースでこのようなことが起きないようにしないとね。でも、クルマの状態も良いし、ポジションも悪くないので、優勝を目指して頑張ります」
●土屋圭市エグゼクティブアドバイザーのコメント
「8号車に引っかかってしまったのに、あのタイムは評価できる。何とか優勝を狙いたいね」
●田中洋克チームディレクターのコメント
「クルマのバランスは良かったのですが、最後のアタックで8号車に引っかかってしまい、ドライバーには申し訳ないと思っています。しかし、クルマは速さはあるので、決勝に向けて調整して表彰台を狙いたいです」
●大津弘樹選手のコメント
「ポジションがどんどん変わっていく難しいコンディションでした。スタートしたらレインのコンディションではなかったので、スリックに変えました。2セット使えたので、1セット目で走ってみて上位に入れる感触はありました。もう少し上位に行きたかったのですが、6番手からなので、優勝目指して頑張りたいと思います」
●佐藤蓮選手のコメント
「30分の予選が終了しまして、決勝は6番手でスタートすることになりました。クルマのポテンシャルは非常に高いのですが、最後のアタックで前のクルマに引っかかってしまってこの順位になってしまいました。決勝も良さそうなので、表彰台目指して頑張ります」
