更新日: 2016.05.03 13:07
SGT第2戦富士:GT300公式練習はフェラーリ最速。プリウスと86が3番手、4番手に食い込む
スーパーGT第2戦は3日、富士スピードウェイで公式練習が行われ、GT300クラスはJMS Ferrari 488 GT3がトップタイムをマークした。
ゴールデンウィーク恒例となったGT富士500kmレース。早朝から多くのファンが集まるなか、定刻の9時から1時間45分の公式練習がスタートした。
気温17度、路面温度24度、湿度56%というコンディションでセッションはスタート。各チーム、一斉にコースインを果たしていく。セッション序盤はコースアウトなどもなく、各車は順調に走行を重ねていく。走行開始30分経過時点でのトップタイムは新田守男がドライブするJMS LMcorsaの1分37秒091。2番手にリチャード・ライアンのHitotsuyama Audi R8 LMS、山田真之亮のUPGARAGE BANDOH 86と続いている。
走行開始から32分が経過したところで、ARTA BMW M6 GT3がスローダウン。ゆっくりとしたペースで最終コーナーを立ち上がると、そのまま自力でピットへ戻っていった。また、開始50分が経過したところでVivaC 86 MCが1コーナーでオーバーランする場面もあったが、すぐにコースへ復帰している。
セッション開始から1時間が過ぎた10時2分ごろ、ホームストレート上にSYNTIUM LMcorsa RC F GT3のものと思われるパーツが落下。回収のために赤旗が掲示される。パーツの回収はすぐに完了し、10時5分にはセッションが再スタート。各車両とも、続々と走行を再開していった。
この時点でも、セッション序盤にトップにつけたJMS Ferrariが最速タイムをマーク。2番手にHitotsuyama Audiが続くが、3番手にはTOYOTA PRIUS apr GTが浮上。4番手にUPGARAGE 86と、JAF-GT、マザーシャシーが続いている。