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投稿日: 2016.06.09 20:09
更新日: 2016.06.09 21:24

トロロッソ、再びルノーを選んだのは「レッドブルとの技術共有」が狙い


F1 | トロロッソ、再びルノーを選んだのは「レッドブルとの技術共有」が狙い

 トロロッソの技術責任者であるジェームス・キーは、同F1チームが2017年にパワーユニットをルノーに変更するにあたり、さらにレッドブルとの技術共有が可能になると確信しているようだ。

 今年は2015年仕様のフェラーリ製パワーユニットを搭載しているトロロッソが、パワーユニットをルノーに戻すことで、レッドブルとトロロッソは2シーズンぶりに同じパワーユニットを使うことになる。

 かつてレッドブルとトロロッソはギヤボックスなどの技術を共有していた。来季はパワーユニットが同じものになることで、さらなる技術の共有や、研究開発に伴うコストを削減できる可能性がある。

来季ルノーへ回帰するトロロッソ、レッドブルとの関係強化を目論む

 キーは「ふたつのF1チームを所有しているなら、それらのチームが持っている技術の間に、ある程度の重複があるのは当然のことだ」と語った。

「ルノーがロータスを買収するのか確実ではなく、交渉の行方が不透明だったため、我々はルノーから離れたんだ」

「そして我々は、ルノーとロータスの両チームの間にいくつか問題があることを知っていた。しかし、それらの問題の大部分は解消された」

「我々がルノーを選んだのは、レッドブルと共通のパワーユニットだったからだ。レッドブルとはパワーユニットに関して共有可能な技術があるからね」

「その技術は、チーム間で売買されるのではなく、共有されるものだよ」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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