更新日: 2018.08.06 18:54
LEXUS GAZOO Racing 2018スーパーGT第5戦富士 レースレポート
スーパーGT 第5戦
FUJI GT 500mile RACE
中嶋一貴/関口雄飛組 LEXUS LC500が雪辱の今季初勝利!
平川亮/ニック・キャシディ組が2位で続きワン・ツー・フィニッシュ
1カ月ぶりのスーパーGTはLEXUSにとっての“ホーム”富士で今季最長の500マイルレースとして行われ、中嶋一貴/関口雄飛組 au TOM’S LC500 36号車が今季初勝利。平川亮/ニック・キャシディ組 KeePer TOM’S LC500 1号車が2位で続き、ワン・ツーフィニッシュを飾りました。
GT300クラスでは嵯峨 宏紀/平手 晃平組 TOYOTA PRIUS apr GT 31号車が3位に入り、今季3度目の表彰台を獲得しました。
スーパーGT第5戦『FUJI GT 500mile RACE』が8月4日(土)、5日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催されました。
今大会は、スーパーGTでは初、そして今季の同シリーズでは最長となる500マイル(約800km)としての開催。700kmを越える距離でのレースのため、獲得ポイントも多くなっており、後半戦に入ったシーズンのタイトル争いにおいても重要な一戦となります。
今年は記録的な猛暑ということもあり、ドライバーやブレーキ、エンジン冷却などにも厳しいレースとなることが予想されるなか、各チーム、ドライバーともにスーパーGT初の500マイルレースでの記念すべき勝者を目指し挑みました。
◆予選◆
4日(土)予定よりも5分早い、午後2時35分から、気温31度、路面温度44度というコンディションでノックアウト方式の予選が開始されました。
午前中に行われた公式練習中、ZENT CERUMO LC500 38号車がブレーキトラブルによりクラッシュ。車両修復が間に合わないため、38号車は予選欠場となりました。
ライバル勢がタイムシートの上位を競り合うなか、au TOM’S LC500 36号車は、ル・マン勝利からの凱旋となった中嶋一貴がLEXUS勢最速タイムで3番手。これに、好走を見せたルーキー山下健太のWedsSport ADVAN LC500 19号車が4番手で続きました。
ランキング上位を争い、重いウエイトハンデに苦しみながらもKeePer TOM’S LC500 1号車は平川が8番手タイムをマークしQ2進出。DENSO KOBELCO SARD LC500 39号車は11番手、WAKO’S 4CR LC500 6号車は13番手でQ1敗退となりました。
Q2でも36号車が速さを見せ、関口雄飛が3番手タイムをマーク。国本雄資がアタックした19号車は6番手、ニック・キャシディがアタックした1号車は7番手から日曜日の決勝レースをスタートすることとなりました。
GT300クラスは、Q1でトップ14台がコンマ5秒以内に入る激戦となりましたが、平手晃平がアタックしたTOYOTA PRIUS apr GT 31号車が5番手と好タイムでQ2進出。
K-tunes RC F GT3 96号車は17番手、TOYOTA PRIUS apr GT 30号車が22番手、SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車が23番手、arto RC F GT3 35号車が25番手でグリッド確定となりました。
Q2では嵯峨宏紀が31号車のアタックを担当し、11番手から決勝に臨むこととなりました。