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投稿日: 2016.10.13 15:18
更新日: 2016.10.13 15:21

MotoGP第15戦日本GPプレビュー:ホンダのチャンピオン獲得の可能性も


MotoGP | MotoGP第15戦日本GPプレビュー:ホンダのチャンピオン獲得の可能性も

 Moto3クラスでは前戦アラゴンGPでブラッド・ビンダー(KTM)がタイトルを確定。チャンピオン、ビンダーがもてぎでどんな走りを見せるかに注目。ビンダーは2014年に3位入賞経験を持つ。

 ランキング2位にホルヘ・ナバーロ(ホンダ)、ランキング3位にエネア・バスティアニーニ(ホンダ)が続く。ナバーロは前戦アラゴンGPで今季2勝目を獲得、昨年のもてぎでも3位に入賞している。バスティアニーニは今年は勝ち星はないが、ナバーロと共にホンダのライダーとして負けられない戦いとなる。

 オーストリアGPでグランプリ初優勝を飾ったホアン・ミル(KTM)がランキング4位に続き、バレンティーノ・ロッシの後継者として期待の高いニッコロ・ブレーガ(KTM)がランキング5位、ランキング6位のファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ホンダ)と、ランキング4位を争う3人の戦いは、レギュラー参戦1年目のライダーによるルーキー・オブ・ザ・イヤーのトップ争いでもある。

 日本勢では尾野弘樹(ホンダ)がランキング23位、鈴木竜生(マヒンドラ)がランキング26位につける。共に2年目の尾野と鈴木だが、ここまで尾野がアルゼンチンGPの6位、鈴木がイギリスGPの11位がベストリザルト。昨年のもてぎでは鈴木が13位入賞。尾野は2番手走行中の序盤に転倒リタイアに終わっている。2回目のホームレースで上位をねらっている。

 ワイルドカードでは佐藤励と岡崎静夏(TSR)のふたりの全日本ライダーが初挑戦。現在のMoto3は、全日本J-GP3とはマシン仕様が異なり、共通ECUなどのMoto3用パーツを受け取るのはレースウイークに入ってから。フリー走行1回目から仕様の異なるマシンでスタートしなければならないという厳しい状況での参戦となるが、レギュラーライダーにどこまで迫れるかに注目だ。


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