ガスリー木曜インタビュー:土日の雨予報に、「ウエット路面が大好きだから、望むところ」と自信/F1第11戦ドイツGP
――とはいえフェルスタッペンとの差は、依然として小さくないです。
ガスリー:そこは僕も、しっかり自覚しているよ。マックスが速いことはこのチームに入る前からわかっていたし、彼に少しでも近づくことが今の僕の一番のモチベーションだ。
とにかくマックスは、与えられたものをすべて繋ぎ合わせて、最高の性能を発揮させることにものすごく長けている。あれにはいつも感心させられるし、負けないぞという気持ちになるよ。
――シルバーストンのピットストップでは、1秒9の記録も出しました。
ガスリー:あれは、すごかったね。あの場で実際のタイムを見たわけじゃないけど、でもものすごく速いなと思ったよ。
――今週末は、土日と雨の予報が出ています。
ガスリー:僕はウエット路面が大好きだから、望むところだね。レース展開も大きく動くだろうから、それも楽しみだ。全開で行けたところが、ウエットではコーナーになるわけだしね。運転してる方も、観てるお客さんも、より楽しめるよね。
――初日フリー走行が酷暑のドライ、土日がウエットになると、セットアップ作業も難しくなりますね。
ガスリー:それは誰も同じ条件だし、いっそう不確定要素が多くなって楽しそうだよね。
――フェラーリには、追い付きつつある手応えを感じている?
ガスリー:それは、あるね。でも毎レースが新たなコース、新たなコンディションで、しかもお互いに新たなアップデートを繰り出してくる。今の力関係のまま最終戦まで続くわけじゃないし、レースごとに大きく上下するはず。でも確かな手応えは、感じているよ。