更新日: 2020.02.27 13:52
クビサが1分16秒台。レッドブル&アルファタウリ、トラブルで走行時間失う/第2回F1テスト デイ1
■アルファタウリ、トラブル発覚で走行に遅れも4番手&5番手の好タイム
アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトとピエール・ガスリーが、4番手、5番手に続いた。午前中、ガスリーがインスタレーションラップを終えた後、パイプの緩みが見つかり、ガスリーは約3時間にわたり、修理が終わるのを待たなければならなかった。そのため、周回数は25周にとどまったが、1分17秒540(C4タイヤ)と好タイムを出している。
午後担当のクビアトは、61周を走行し、自己ベストタイムは1分17秒456(C3タイヤ)。セッション終盤にコース上にストップするというアクシデントがあり、フェルスタッペンとともにこの日最後の赤旗をもたらした。
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■メルセデスはロングランに集中、最多179周を走行
メルセデスのルイス・ハミルトンは午前を担当し、1分17秒562(C2タイヤ)で7番手、バルテリ・ボッタスは1分18秒100(C3タイヤ)で9番手だった。ふたりはロングランを中心に行い、ハミルトンはオランダGP用のプロトタイプタイヤでも走行している。
テクニカルディレクターのジェームズ・アリソンは、風が強い日で、そういったコンディション向けの作業ができて有意義だったと述べている。メルセデスはふたり合わせて179周と、チーム別の最多周回数を走りこんだ。
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■フェラーリのベッテルがスピンし、赤旗もたらす
フェラーリは午前にセバスチャン・ベッテル、午後にシャルル・ルクレールを起用した。ベッテルはターン8でスピンし、グラベルに飛び出し、この日最初の赤旗をもたらした。しかしマシンにダメージはなく、84周のなかで1分18秒113(C3タイヤ)をマークし、10番手となった。ルクレールは80周を走りこみ、13番手にあたる1分18秒244(C3タイヤ)を記録している。
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■ルノーのオコンはレースディスタンスを走り19番手
ルノーのダニエル・リカルドが11番手、エステバン・オコンが19番手だった。午前担当のリカルドは53周を走行し1分18秒214(C2タイヤ)、午後のオコンは74周で1分21秒542(C2タイヤ)をそれぞれマークした。オコンは、レースディスタンスを走り、マシンの感触をつかんだと述べている。
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