投稿日: 2023.07.17 18:59
更新日: 2023.07.17 19:03
更新日: 2023.07.17 19:03
F1パワートレイン事情:2026年に向けた布石となるアストンマーティンの公式潤滑油パートナー
Masahiro Owari
F1第11戦イギリスGPで、レッドブルのマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスがそれぞれパワーユニットの主要4コンポーネント(ICE、TC、MGU-H、MGU-K)に3基目を投入した。イギリスGPでは、レッドブル勢以外にも、ジョージ・ラッセル(メルセデス)とニック・デ・フリース(アルファタウリ)がレッドブルと同様、主要4コンポーネントを3基目にし、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)は主要4コンポーネントのうち、MGU-Kを除く3コンポーネントを4基目にした。
トップ4チームの中では、すでにフェラーリがMGU-Kを除く3コンポーネントを3基目にしている。イギリスGPでは同じフェラーリ製パワーユニットを搭載しているハースのケビン・マグヌッセンが『エンジンに問題が出て』リタイアした。マグヌッセンはすでに3基目のICEを使用しているため、次のハンガリーGPでは4基目を搭載する可能性が高い。
フェラーリ勢が信頼性に頭を抱える中、2人に3基目を投入したレッドブルはホンダRBPTのパワーユニットに全幅の信頼を寄せている。