NASCAR:TOYOTA GAZOO Racing 2018第15戦ミシガン レースレポート
モンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ第15戦ミシガン
天候に翻弄されレースは短縮終了
カイル・ブッシュが最後尾から追い上げ4位
ミシガンの高速オーバルで行われたカップ、エクスフィニティ戦共に悪天候に翻弄され、順延しての開催後、途中の降雨で短縮終了。カップ戦は最後尾から追い上げたカイル・ブッシュが4位。
エクスフィニティ戦もカイル・ブッシュがトヨタ勢最上位の6位となりました。テキサスで行われたトラック・シリーズでは、”トヨタ タンドラ”を駆る若手勢が健闘し、終盤のピット戦略でポジションを落しましたが、18歳のトッド・ギリランドの6位を先頭に、3台がトップ10フィニッシュを果たしました。
Monster Energy NASCAR CUP SERIES
第15戦 FireKeepers Casino 400
開催日:6月10日
天候に翻弄されレースは短縮終了
カイル・ブッシュが最後尾から追い上げ4位
6月10日(日)、米国北東部ミシガン州ブルックリンのミシガン・インターナショナル・スピードウェイでモンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ第15戦『FireKeepers Casino 400』が開催されました。
NASCARの標準となる1.5マイルよりも長く、コース幅の広いミシガンは、予選では1周の平均速度が時速200マイル(320km/h)を越える超高速オーバルです。超高速での3ワイド、4ワイドという迫力あるバトルが繰り広げられます。トヨタ勢は過去5勝。うちデニー・ハムリンが2勝、カイル・ブッシュが1勝を挙げています。
この週末、ミシガンは雨との戦いとなりました。前日に行われたエクスフィニティ・シリーズも降雨による順延と短縮終了でしたが、明けて10日(日)も雨に見舞われ、レーススタートは順延に。
その後、ようやく雨が止み、トヨタ・タンドラに装着された“エア・タイタン”でコース乾燥を行い、予定されていた2時過ぎから2時間半以上遅れての午後4時45分、2マイルオーバルを60周、60周、80周の3ステージ合計200周(400マイル:約640km)して競われる決勝レースのスタートが切られました。
8日(金)に行われた予選では、カイル・ブッシュが3番手、エリック・ジョーンズが8番手、ハムリンが10番手と好位置に付けましたが、決勝レース前の車検でこの3台は失格となり、グリッド降格。最後方からの追い上げを強いられることとなりました。