投稿日: 2024.05.09 12:01
更新日: 2024.05.09 12:11
更新日: 2024.05.09 12:11
スパで12kg増もフェラーリの優勢性は「変わらない」とトヨタ技術ボス。ポルシェを加えた接戦を予想
autosport web
今季3戦目となるスパ6時間レースに向けて発行された最新のBoPでは、カタールでのプロローグテスト(公式プレシーズンテスト)で試された、時速210キロを超えるとパワーが増減するいわゆる“パワーゲイン”ルールが今週末も使用されないことが確認された。
トヨタのチームディレクターであるロブ・ロイペンは以前Sportscar365に対し、ハイパーカー・メーカー間のより良いバランスを実現するため、日本のメーカーが2段階システムの導入を熱望していることを示唆していた。
この状況について意見を求められたフルーリーは、WECレースでのトライアルがなくてもル・マン24時間レースでこのシステムが導入されることを望んでいると述べたが、“疑問符”が残ることを認めた。
「(ル・マンの前に)どこかの段階で、何らかのかたちで導入されると思っていたが、まだ導入されていない」とフルーリーは語った。
「ル・マンで導入されるのを見たいね」
「FIA国際自動車連盟とACOフランス西部自動車クラブにとって、マシンのパフォーマンスを調整するための自由度がひとつ増えることになる。ラップタイムを調整することと、スピードプロファイルを調整することは別のことだ」
「それは“レースアビリティ”に影響するものなので、我々だけでなく、このスポーツ全般にとって役立つツールだと思う」
「LMGT3クラスでは今年の初めから使われているので、このシステムはすでに実証済みだ」
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