更新日: 2019.07.02 18:03
挑戦6年目でのIMSA初優勝。マツダ代表「最後の30分は無線が入るたびに心配になった」
また、77号車マツダを駆り、チームのワン・ツー・フィニシュに貢献したジャービスは「多くのパートナーがこの結果を待ち望んでいたが、ついに実現させることができた」とコメント。
「今日は僕たちにとって特別な日であり、みんながこの結果を誇りに思っている。そして、今後はこれを定期的に行う必要があるんだ!」
「今日のレースで僕たちのクルマは本当に速かった。レースでこれだけのペースの違いが出たのには驚いたが、これにペンスキーが入ってきたことで面白くなった。最後のバトルはとても楽しかったよ」
「僕は2年前、最高のレースをするためにマツダチーム・ヨーストに加入した。レースで2位になれば、がっかりするのがほとんどだけど、今この瞬間はチームメイト、チームメンバー全員と最高の結果を喜びあうことができるよ」
チームを率いるドゥーナンは「それはアメージングな旅のようなものだった」と初優勝に至るまでの道のりを形容する。
「我々は、優勝に近いと言われながらそれを果たせず、それでも諦めずに挑戦し続けてきた。“飽くなき挑戦”こそが、マツダのフィロソフィなのだ」
「私たちのゴールはマツダファン、マツダオーナー、マツダレーサー、日本やアメリカ、ヨーロッパ、そしてその他世界各国のマツダセールスやその他のスタッフのために、表彰台の真ん中に立つことだった。私たちは、この日を長く待ち望んでいたんだ」
「我々は今回のレースを前に『私たちの1日になるのでは』と感じており、他のコンペティターと立ち向かうことに集中してきた。しかし、最後の30分は、何かが起きやしないかと、無線から何か聞こえるたびに心配したよ」レース終盤の胸中を吐露。
「ソウルレッドクリスタルのマツダRT24-Pがフィニッシュラインを跨ぐのを見て、特別な1日になったことを実感した。これは、マツダブランド全体の勝利だ! これ以上幸せなことはないよ」
チームの悲願だった初優勝を、伝統あるワトキンスグレンで飾ったマツダチーム・ヨースト。彼らの次なる戦いは7月6~7日、カナダのカナディアンタイヤ・モータースポーツ・パークで行われるIMSA第7戦モスポートだ。