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投稿日: 2019.07.09 06:45
更新日: 2019.07.08 22:57

IMSA:マツダとともに頂点へ。元育成のヌネス、自身初の総合優勝に「待った甲斐があった」


ル・マン/WEC | IMSA:マツダとともに頂点へ。元育成のヌネス、自身初の総合優勝に「待った甲斐があった」

「僕たちが注いできた努力とこれまで行ってきた改革によって、いま完全で強力なパッケージが完成したと思う。僕たちは(勝つために必要な)すべてのピースをチェックしてきたんだ」

「それがこの2週間で結果として表れたと思う。2回のワン・ツー・フィニッシュよりも良い結果は得られないからね」

「本当に夢が叶った! 僕はジョン(・ドゥーナン=マツダ・モータースポーツ代表)と最初に契約を交わしたときから、ずっとこの瞬間を夢見てきたんだ。正直なところ、まだ実感が湧かないけどね」

■「2戦連続のワン・ツー・フィニッシュなど、到底信じられるものではない」

 このマツダの“逆襲”に、チームのボスであるドゥーナンは「この勝利は、すべてのマツダファンのみなさまのものです」とコメント。

「私は、マツダ・チームヨーストのクルー、マルチマチック、AERの仲間たちの頑張りで得た連勝を心から誇りに思う」と語り、2週間で得たふたつの勝利を「ドライバーを含め、彼らチームの絶え間ない努力の賜物である」と続けた。

「オリバー(・ジャービス)とトリスタン(・ヌネス)にとって初めての勝利を見届けることができ、身震いしたよ。2戦続けてワン・ツー・フィニッシュを実行することなど、到底信じられるものではないからね」

「ジョナサン(・ボマリート)とハリー(・ティンクネル)も、今日のレースのほとんどを支配していた。彼らもこのレースを勝ちとる資格を持っていたというべきだろう」

「(先週に続いて)繰り返しになるが、私たちのゴールは、マツダブランドのためであり、マツダ車のオーナー、セールス担当やマツダレーサー達のためにある。その夢はついに叶ったのだ」

 プロトタイププログラムの開始から6年、苦しみに抜いたチームは伝統のオールドサーキット、ワトキンスグレンで歓喜の味を覚え、その翌週には早くも2度目の勝利の美酒を味わうことになった。

 今後、8月2~4日に行われる第9戦ロード・アメリカに向けては、パワーや重量面でライバルたちより有利になっているBoP(バランス・オブ・パフォーマンス)が見直されることが予想されるが、そこでマツダチーム・ヨーストの真価が発揮されることになるだろう。

マツダチーム・ヨーストの77号車マツダRT24-P
マツダチーム・ヨーストの77号車マツダRT24-P
マツダチーム・ヨーストの55号車マツダRT24-P
ワトキンスグレンで優勝、モスポートでは2位となったマツダチーム・ヨーストの55号車マツダRT24-P
ドライバー交代に走るオリバー・ジャービス
ドライバー交代に走るオリバー・ジャービス
マツダRT24-Pのフロントノーズ上に並ぶ米日独3カ国の国旗
マツダRT24-Pのフロントノーズ上に並ぶ米日独3カ国の国旗
マツダチーム・ヨーストの77号車マツダRT24-P
マツダチーム・ヨーストの77号車マツダRT24-P


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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