F.C.C.TSR Honda France 鈴鹿8時間耐久ロードレース 決勝レポート
Round 5
鈴鹿サーキット
鈴鹿8時間耐久ロードレース 決勝
2019年7月28日(日)
#1 F.C.C.TSR Honda France 4位フィニッシュ
世界ランキングは逆転で2位
残り時間5分でまれに見るアクシデント、劇的な展開でレース終了となった2018-19EWC最終戦の鈴鹿8耐。既報の改訂版結果で正式結果となり、F.C.C. TSR Honda Franceは4位フィニッシュで28.5ポイントを獲得し、137.5ポイントの我々がノーポイントとなった#2SERTを逆転し世界ランキング2位となった。
結果的に見れば、上位3チームとは大きく差を付けられたものの、ノーミス、ノートラブルで過酷な鈴鹿8耐を走り切り、4位を獲得できたのは、ライダーの力走はもちろん、チームクルー一丸となった目標達成への意志、意欲、意識の高さの賜物であろう。課題の改善により、ピットワーク時間が安定して速くなったのも大きな収穫だ。
さぁ、次のシーズンに向けた戦いはすでに始まっている。引き続き、F.C.C. TSR Honda FranceのEWC世界耐久選手権での戦いにご注目お願いします。
■コメント
ジョシュ・フック
「前の3チームはここ鈴鹿では明らかに速かったね。そして残念ながらチャンピオンシップを獲得はできなかったが、ランキング2位となり、しっかり結果を残せたと思うよ」
「9月にはすぐボルドールが始まるし、そこに戻ってくる事をとても楽しみにしている。我々のチームはとても強く、次のシーズンに向けても自信を持っています」
「これまでもこれからもチームを応援してくださるすべてのファンに感謝しています。ありがとうございます。数週間後にLe Castelletでお会いしましょう!」
フレディ・フォレイ
「我々は最善を尽くしたので後悔するものは何もないよ。ただ、シーズンを通して見ると、やはりいくつかのミスも犯している。でもその都度学び、改善し、前進してきたつもりだ。その結果が、137.5ポイントでランキング2位というものだと思う」
「目標がチャンピオンであることを考えると決して十分ではないけど、次の戦いに向けて再び頂点を目指す事でモチベーションも高まっているよ」
マイク・ディ・メリオ
「優勝できる手応えを感じて初めて鈴鹿8耐に臨むことができた。ライバルたちはさらに強かったけど、決して負けていた訳ではないと感じていて、自分ではとても満足しています」
「そして、これはすでに終わった事。我々もチームもすでに次の戦い。2019/2020シーズンの開幕戦ボルドールに向けて進み始めています」
#1 F.C.C. TSR Honda France/HondaCBR1000RR SP2(EWC)
(B:ジョシュ・フック/Y:フレディ・フォレイ/R:マイク・ディ・メリオ)
●フィニッシュ順位/4位
●周回数/215周
●トップ差/1周
●レースベストタイム/2:08.271(ディ・メリオ/118周)
●今回獲得ポイント/28.5pt(決勝優勝)
●世界ランキング/2位(137.5pt)
○計時予選順位/7位
○予選通過タイム(平均)/2:07.478
○ベストタイム/2:07.255(フック)・2:07.774(フォレイ)・ 2:07.407(ディ・メリオ)