F1ヨーロッパGP 決勝トップ10ドライバーコメント
■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 決勝=5位
今日は何が起きたのか分からない。単純にパワーがなかった。僕のエンジンモードでは、ERSがないまま走っているような感じだった。ステアリングホイールのスイッチポジションには何百もの異なる組み合わせがある。どれだけ勉強しても、すべて覚えることなんてできない。
何が悪いのか突き止めるため、走りながらスクリーンを見ていた。でも効果のあることを見つけることができなかった。今のフォーミュラはすごく複雑で技術的だから、こういうことをコース上で解決できないようにすることに、僕としてはメリットを感じられない。
レースができなくて本当に残念だった。問題を解決できていたら、少なくともショーに加わって前のドライバーたちと戦うことができたかもしれない。
ラスト10周あたりで、問題は自然に解決した。でもその時には前のグループからも後ろのグループからも10秒以上離れていたから、ポジションを得る可能性も失う可能性もなかった。だから最後はエンジンをセーブするためにパワーを落とした。今シーズン中に残された基数が少ないのは分かっているからね。
今日は思いどおりに行かず、こういう結果になった。5位でポイントを獲得した。次のレースで挽回を図りたい。
■ウイリアムズ・マルティーニ・レーシング
バルテリ・ボッタス 決勝=6位
全体としては、いい一日だったと思う。今日の僕らのペースでは、これ以上の成績は望めなかったからね。僕としても、いいレースができたと感じているし、間違いなく今日のベストな戦略である1ストップで走り抜くことができた。
タイヤをうまくマネジメントして、機能させられたことに満足しているよ。それができたからこそ、6位入賞が可能になったのだと思う。与えられた条件の中で、チームも戦略やピットストップに関して、すごくいい仕事をしてくれた。
もちろん、僕らはもっと上位でフィニッシュする必要があり、そのためには今後もハードワークを続けなければならない。もっとクルマを速くして、また近いうちにポディウムを争えるようになりたい。