F1メキシコGP決勝トップ10ドライバーコメント
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 決勝=5位
今日、僕らはすべてを正しく行ったと思う。ペースもすごくよかった。予選でもう少しいいポジションを取れていれば、もっといい結果につなげられただろう。でも昨日のことを変えることはできない。
とても前向きな気持ちで今日を迎えた。速さがあることは分かっていたから、レースにかなり自信を持っていたんだ。タイヤを誰よりも長く持たせることもできた。
(マックス・)フェルスタッペンより僕らの方が速かったから、彼にプレッシャーをかけた。もちろん追い越すのは簡単ではなかったが、彼はミスをした。コーナーをショートカットした後、ポジションを返すように言われたのに、返さなかった。
ダニエル(・リカルド)とのバトルに関しては、僕は彼に対して心からの敬意を抱いているから、接触するのは理想とは程遠い出来事だ。自分の防御について言うと、僕は必死に戦いつつ、彼にスペースを与えようとした。僕はそうしたと思っている。
(リカルドとのバトルについて聞かれ)マックスと戦っていてターン3の立ち上がりがあまりよくなかったので、ダニエルが来るなと思った。ダニエルがこういう時どうするかよく知っている。彼はコーナーを曲がり切れなかったとしてもギャップがあれば飛び込んでくる。
バルセロナでは彼はイン側に飛び込んできて、僕が十分な空間を与えているのに、コーナーを曲がり切れなかった。今日、彼は腹を立てていて、録画を見直してみろと言ってきた。そうするつもりだ。
彼には十分なスペースを与えたと思う。ぎりぎりになってからのアクションで、僕らはふたりともコーナーを曲がるところだった。
■スクーデリア・フェラーリ
キミ・ライコネン 決勝=6位
スタートは悪くなく、まずまずの状態で走っていた。でも最初のピットストップの後、ミディアムタイヤからグリップをなかなか引き出せずに苦しんだ。そのため、同じタイヤの新しいセットに換えて、調子が戻るかどうかを試してみた。でもリヤのグリップに改善が見られなかった。このタイヤでこれまで走っていなかった。こういうタイヤなのかもしれないね。
後から考えれば正しい行動ではなかったと言うのは簡単だろう。でも試してみてよかったと思っている。
(ニコ・)ヒュルケンベルグを抜くのは簡単ではなかった。前に近づいてもグリップがないと厳しい。接触したのかどうか分からないけど、彼がスピンしているのは見た。