更新日: 2016.08.31 11:32
LEXUS TEAM SARD スーパーGT第6戦鈴鹿 レースレポート
2016 SUPER GT 第6戦「45th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km」(8/27-28)
鈴鹿サーキット(1周5.807km)
入場者数:予選26,500名、決勝34,000名 合計60,500名
8月28日(日)、夏の3連戦最終章でシリーズ天王山となるSUPER GT第6戦「45th INTERNATIONAL SUZUKA 1000km」の決勝が行われ、クラス最後尾15番グリッドから不撓不屈に勝利を狙っていったDENSO KOBELCO SARD RC Fは、スタートを担当したヘイキが序盤ランキング1~3位を争うライバルとの直接対決で1号車を攻略するなどまずは11位へ挽回。
次の平手は安定したペースで走行し雨が振り出し様子を見て59周目にヘイキと交代。滑りやすいコンディションの中、ヘイキが上位を猛追したが、平手のピットイン時の速度違反で痛恨のドライブスルーペナルティ。その後セーフティカーが導入され解除後すぐにピットインし、交代した平手は挽回を期して119周まで全力で追い上げた。
次に3度目のステアリングを握ったヘイキは激しい通り雨のなか、バランスの良さを活かして毎周5秒単位でギャップを削り取り、1つ順位を上げ8位でラップを重ね、147周目に最後のバトンを平手に託す。平手は薄暗くなった中でハイペースで猛追を続け通り雨のチャンスも活かして7位とのギャップを9秒近く削ったところで惜しくもチェッカー。我慢のレースをチームワークでつないで健闘を見せる8位フィニッシュを果たし、タイトル挑戦へ貴重なポイントを獲得した。
ドライバーポイントでは4点を獲得(計41点)、チームポイントでは6点を獲得(計55点)となり、シリーズランキングは3位となった。次の第7戦は10月8日(土)・9日(日)にチャン・インターナショナル・サーキット(タイ)にてシリーズ唯一の海外戦として開催される。