更新日: 2016.08.31 11:32
LEXUS TEAM SARD スーパーGT第6戦鈴鹿 レースレポート
■ヘイキ・コバライネン
「クルマのバランスはとても良かったけど重さが響いて立ち上がり加速やブレーキングに苦しみ、厳しいレース展開だった。途中で雨が降った時にはバランスの良さからペースが良くて、前とのギャップを大きく削れてチャンスになった。だから走りながらもっと雨が降ればと思っていたほど」
「それでもキッチリと走りきって、何とかチームワークでポイントを獲得できたことが次につながったと思う。ランキングは3位に落ちてしまったけど、あと3レース(タイ、もてぎ2レース)もあるし、ここからチームの底力が試される正念場。厳しい戦いが続くけど最後まで諦めずにタイトルを狙って行くよ」
■平手晃平
「自分の最初のスティントを終えて59周目のピットインの際に2km/hオーバーでドライブスルーペナルティを受け迷惑をかけてしまいました。その後は、挽回してやろうという強い気持ちを持ちつつも、空回りしないように冷静になって落ち着いたドライビングに努めました」
「我慢のレース展開でしたが何とかチームワークで巻き返して8位でフィニッシュできて、チーム力を感じられるレースになりました。ランキング3位となってトップとは15ポイント差と開いてしまいましたが、まだまだ諦めずに残り3レース、シリーズチャンピオン目指して頑張りますので、ご声援よろしくお願いします!」
■野田秀樹監督
「一発の速さを求めるには重量が重く無理がありました。決勝をいかに力強く走れるかの準備に集中し地味ながら粛々とやるべきことを進め、不安定な天候を落ち着いて見極め、できる限りの力を出し切った内容だったと思いますが、タイトル獲得へ向けては、まだまだ足りないものがあることに気付かされたレースでした」
「シリーズランキング3位へとポジションを1つ落とす事になり、とても悔しい。震えるくらい悔しいです。もっと強く、もっと熱く、もっと冷静に。監督としても更に挑戦し何があっても諦めず、スポンサー、サードファン、チームスタッフ全員で戦い抜きます。ご声援ありがとうございました」