スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.08.31 11:25
更新日: 2016.08.31 11:32

LEXUS TEAM SARD スーパーGT第6戦鈴鹿 レースレポート


スーパーGT | LEXUS TEAM SARD スーパーGT第6戦鈴鹿 レースレポート

 27日(土)午前中の公式練習走行は、気温29度/路面温度33度のドライコンディション。9時20分から混走セッションが開始され、まずはヘイキがミディアム系とハード系のタイヤのフィーリングをチェックした。まずミディアム系での最初のアウティングでは1分50秒246。次にハード系のタイヤを装着して1分51秒085に。続いて20周目から平手がミディアム系のタイヤを確認。

 22周目にコースオフでリアウイング翼端板が脱落するアクシデントがあったが、タイム的にも走行後のタイヤ表面や減り具合などの要素を勘案した結果、重い重量ながらもミディアム系タイヤを決勝でうまく長く持たせられるかに重点をおいた準備を進めていった。

 混走セッションではヘイキのマークしたベストで14番手に。10分間のGT500単独セッションでは、ヘイキがQFでは使用しない方のタイヤでアタックシミュレーション。5周目に1分49秒716の14番手タイムとなった。公式練習走行ではトータル32周を走行。またその後行われたサーキットサファリではヘイキが1周、平手が8周走行して準備を整えた。

■Q1:ヘイキが重い車両をねじ伏せ健闘するも15位

 27日(土)天候は午前の曇り空から青空が見え始めて晴れとなり気温33度/路面温度44度の暑さに。14時50分からQ1が開始され、残り8分を切ったところでQ1アタックを任されたヘイキがコースイン。鈴鹿のコースの特性から重量が大きく響いており厳しい状況ではあったが、少しでも上位を狙ってヘイキがアタックを開始した。

 ミディアム系タイヤをチョイスしていたが、モニター越しにも思うようにクルマが進んでいかない様子。アタックラップに集中して臨んだヘイキは、セクター自己ベストを更新していくが他車に遅れを取る厳しい展開に。

 バランスは良いが中々前に進んでくれない重い車両をヘイキがねじ伏せて健闘を見せるも、他車が次々と1分47~48秒をマークしていき、トップから1.5秒落ちの1分49秒204のタイムで15位という厳しい結果となり、決勝はGT500クラス最後尾から逆襲を狙うこととなった。

■ウォームアップ走行

 28日(日)決勝日は朝から雨のウエットコンディション。気温26度/路面温度28度のなか、決勝直前の11時08分から20分間のウォームアップ走行が行われ、スタート担当のヘイキがドライブ。3セットのウエットタイヤを皮むきを終始行い、そのままヘイキがチェッカーまで走行。決勝への準備を整えた。


関連のニュース