更新日: 2019.10.11 11:14
プレミアムサルーンと公共バス。トヨタ、燃料電池車コンセプト2車種を発表
2017年10月18日
プレスリリース
TOYOTA、燃料電池自動車の更なる可能性を示す、コンセプトモデル「Fine-Comfort Ride」を公表
TOYOTAは、水素と再生可能エネルギーの活用が進んだ低炭素社会におけるモビリティを想定した、燃料電池自動車(以下、FCV)「Fine-Comfort Ride」を公表した。
Fine-Comfort Rideは、電動車ならではの自由なレイアウトと水素をエネルギー源とする大電力量を活かし、「プレミアムサルーンの新しいかたち」として提案するもの。
走行時にCO2や環境負荷物質を排出しない優れた環境性能と3分程度の水素充填で充分な走行距離を得られる利便性に加え、Fine-Comfort Ride制作を通じてFCVの更なる可能性を追求した。
Fine-Comfort Rideの特長は以下の通り。
<エクステリア>
●車両前方から中央にかけて上下左右に広がりを持たせ、後部にかけて絞り込んだダイヤモンド型キャビンを採用し、2列目シートの空間と空力性能を最大化した。
●電動車ならではの自由なレイアウトを活かし、インホイールモーターの採用、タイヤの四隅配置やボディー下をカバーで覆うことによって、プレミアムサルーンにふさわしい、高い走行安定性と静粛性を実現させた。
<インテリア>
●「Wearing Comforts(快適な空間に包まれる)」をテーマに、クルマが単に移動するための「乗り物」ではなく、乗員に移動以外の価値を提供する将来のモビリティを具現化した。
●自由な姿勢に調整可能なシートを中心に、エージェント機能やタッチディスプレイを配置し、乗員は自由に情報へアクセスできる。シートレイアウトも自由に調整でき、Fine-Comfort Rideを「個の空間」としても「個×個のコミュニケーション空間」としても使用できる。
<FCならではのうれしさ>
●高い静粛性とスムーズな走りに加え、水素をエネルギー源とする大電力量を活かし、車内の装備を充実させながらも、約1,000km(JC08モード)の航続距離を実現。
主要諸元
全長×全幅×全高:4830×1950×1650mm
ホイールベース:3450mm
乗車定員:6名
なお、10月25日(水)から11月5日(日)までの12日間*1、東京ビッグサイト(東京都江東区)で「世界を、ここから動かそう。BEYOND THE MOTOR」をテーマに開催される第45回東京モーターショー2017に、Fine-Comfort Rideを出展する。
*1 10月25日~26日:プレスデー
10月26日~27日:特別招待日等
10月28日~11月5日:一般公開日
東京モーターショー2017特設サイトはこちら
http://newsroom.toyota.co.jp/jp/tms2017/