更新日: 2021.02.09 17:53
レクサスなどGT3メーカーはGTDプロクラス導入を支持も、現段階では静観/IMSA
一方、ランボルギーニの北米担当シニア・モータースポーツ・マネージャーのクリス・ウォードによると、イタリアのメーカーはGTDプロを導入するIMSAの動きを「全面的に支持している」という。
「デイトナでの発表に続き、潜在的なラインアップがどのように見えてるかについての議論がすでに始まっている。しかし、それが何であるかを知るにはまだ遠い道のりだ」とウォードは述べた。
また、彼はランボルギーニが関与する可能性のあるGTDプロキャンペーンは、厳密にはカスタマーによる努力であると強調した。
「それは私たちが世界中のあらゆるチャンピオンシップでレースをする方法を示している」と同氏。
「ランボルギーニはファクトリープログラムを持つにはまだ程遠い。ワークスドライバーの影響は大きいものの、それは顧客のための取り組みになるだろう」
「(タイミングは)素晴らしいと思う。これによって当面の間、IMSAのパドックでの競走がどのようになるか、その明確な道筋が見えてきた」
ホンダが北米で展開しているアキュラのNSX GT3プログラムマネージャーを務めるリー・ニッフェネガーは、ウォードと同様に潜在的なエントリーは顧客ベースのものでなければならないと述べた。
「私たちは既存のカスタマーや、新規の顧客をサポートすることに集中している」と、ニッフェネガーはアキュラのスタンスをSportscar365に語った。
「もし、そのカテゴリーに参加したい顧客がいた場合、彼らはSROやIMSAに対してお金を使い、最高のドライバーやチームと一緒に仕事がしたい人たちだ。我々の焦点は、お客さまが何を望んでいるかにある」
ニッフェネガーは、IMSAはまだ詳細を明らかにしていないが、GTDプロが既存のGTDと異なる技術ルール備えたものになるとは考えられないと付け加えた。
「それがどのようなものになるかについて、IMSAとはあまり議論されていない」と彼は述べた。
「誰も新車を開発したいとは思っていないため、仕様が変更されるとは思えない」